落合本愛読者の皆様へ
戦略思想研究所の趣旨を鑑みたとき、修験子栗原茂は純真で成る原初文明を継ぐ本源のメディアと認識して、深奥からの感動を覚える日々に感謝しております。
本稿は落合本愛読者の皆様のうち、誰もが知る事実の深層構造に働く見えないエネルギーの洞察に関心ある方々へ、修験子が体験して知りえた情報を開示するものであります。私が作文能力に欠けるため、関心ない方々に誤解を生じる虞があります。それゆえ、関心ある方々のみお読みください。
昭和天皇崩御の報が公開されてから、現在に至るまで、否、現在進行中の今日~明日をも含めて、現存した文化を凌駕すべく急進してきた文明が断末魔に陥って久しくなります。国際政治が創出する世界遺産にしても、その主導権を司るエネルギーの争奪戦ともなれば、一般の視力が及ばない利権の戦場すなわち見えない空間で火花が飛んでおります。
競わず、争わず、そして負けるが勝ちを身に帯びてから、かつて死に神を背負い死線を彷徨う日常生活すなわち暗愚に怯える事がなくなりました。それまでは、いま生かされているのが不思議なほど暴走の日々を過ごしてきました。
さて、旧来より、未来を案じるビジネスが絶える事もなく、人の好奇心に乗じた易学のビジネスが横行し得るのも、その原因は人の本能である畏怖の心に不安が生じるからと思います。その商業的な営利を支えるのが国際政治であることは言うまでもないことです。
文明が創出した最大最強の機関が政府であることに異論はないでしょうが、その最大最強の機能は統治権と統帥権すなわちアメとムチであります。政府は国民を養い・教え・禁じる事で従わせ、その実力行使に「やむにやまれぬ」強制権限を与えられてスタートしました。
強制権限は必然性として、権力行使に伴う限度条項を補足のうえ法規に定められます。問題は設定限度の「ものさし」がグレーゾーンであること、白黒がはっきりしないため、ヒト属をホモ・サピエンスすなわち賢い人間と分類する「ものさし」が使用されています。確かに治天の君が親政に当たるとか、割腹覚悟の治世者とか、賢い人間が賢い人間を補佐する時代もありましたが、いつしか時代は賢くない人間が大多数の選挙で賢い人間に仕立てる「ものさし」が使われるようになりました。
つまり、現代はゾンビすなわち生ける屍の坩堝で計る「ものさし」が使用され、それに納得しない与野党のゾンビによって喧々囂々が止まない治世に生かされているのです。それはさて、現代の強制権限を世俗的に表現するならば、統治と統帥のためなら「ウソ」をつく事も許容される、と見るほか解釈のしようがない現実が日常化しています。
戦争が政治の延長線上にある事は当然ですが、それは政権に付与された「ウソ」が臨界を突き抜け暴発した時に始まります。而して、戦争に終戦など有る訳がなく、終戦は休戦にすぎないと見るのが正解であり、その休戦を長引かせるか否かを問われるのが有権者の責務と言えるわけです。
さて、本題に進みますが、皆様も身近な事柄の参考にしてください。
日本文明を要約するにあたり、落合本の和傘理論ほど優れたものは有りません。落合本の読者たる皆様の見識に敬意を表明いたします。以下に少しだけ誰もが知る現象を記述させてもらいます。その例として、日韓に横たわる事実とされる現象を採り上げますと、事実は氷山の一角であり、見えない氷山の全体像を解剖しなければ、その深層構造に潜む真実は解るはずもありません。文明人あるいは有識者とは口が裂けても言えない昨今のテレビ・タレントは、学術とは無縁のコメントを発して恥じ入る事を知りません。それを煽ってビジネスに転用しようと企むのが、パソコンを利用する電子版の商業ネットワークであります。
戦後日本の社会は、政官業に言論界=メディアを加えた反日勢力すなわち戦勝国の施政権下で換骨奪胎された在日が、施政権回復の発効年に至っても、自主権の再生を拒絶したまま、戦争責任という意味不明の謝罪外交に徹するのみ、国際条約を認めない韓国を支持して、靖国参詣などの内政干渉を煽るメディアの協賛もあり、大多数の日本人は見て見ぬふりのストレスを蓄えていきます。
反日メディアに養成された食客は、いつしか言論人としてデビューさせられ、一夜漬けにすぎない学術を装うために、息をもつかない早口で喋りまくる、言葉を失うと大声で喚き散らす、その演出をパロディと受け止めて気休めする視聴率が増えれば、商業メディアは万々歳となりましょう。
もう一方の韓国社会は、任期中の大統領が明殺され、大統領選が直接選挙に変じると、前任大統領起訴の報が公開され、判決主文は死罪あるいは重罪が読み上げられ、のち後任大統領の恩赦で服役が解かれる、いかなる道義が判明しようとも、反日を支援する勢力が勝るかぎり、日本を許容するなど有り得ない不治の病が乱れとびます。
傍観するしか対策は講じられないのでしょうか。
見えない氷山を解剖する前に知っておくべき事柄があります。
文明を構築した原動力は学術であります。学術は神代をつくり、政府をつくり、科学を産んだあと神代の抹消を図りました。ところが、宗教に従順な政治家の反撃と科学自身の失態によって、科学は政治に屈服する脆さを露わにするところとなります。覇を競い争う一神教の強かさは、この経験から科学と政治を中和させた第四勢力を政界に送り込むことで、政治が議を決する際にエビデンスを決め手とするグレーゾーンを導入しています。
それは学術の中に小賢しい学術が紛れ込んだ事を意味します。つまり、学術は神代と政府と科学を産み分けたのですが、それぞれが独り立ちしていくと、その過程にグレーゾーンが創出され、そこに秘蔵っ子あるいは鬼っ子が産出されたのです。学術の失態は時空の心得不足にあり、その原因は色即是空の人口問題に真っ向から取り組まないばかりか、ヒト属をホモ・サピエンスに分類して、差別と分断を図ったことに尽きるのです。
差別と分断から創出されるのは人口の急増であります。
而して、義務教育が採用すべき教科は真正の歴史のみで満たされるのです。
落合先生のプロファイルは既に知られる事柄で解釈したら、大きな過ちであり、その経歴は皆様の想像を超越するところにあり、土地柄も家柄も十分に弁えた歴史人であり、世界中に分布したネットワークをもつ修験からも尊崇の念を集める人なのであります。
史上初の皇居一般参賀を挙行された現人神(昭和天皇)は、自ら御簾をはらえおさめると、超克の型示しと振る舞いを天下に知らしめました。
昭和二十三年の元旦ですが、当年の天長節には満四十七歳の宝寿を迎えられました。
裕仁親王(昭和天皇)は四月二十九日が降誕日で今は国民の日と法規されています。
現人神の型示しは、地球全域に分布した奉公衆を覚醒して、全世界に蓄えられたポテンシャルをも浮き彫りにしたのであります。それは統合されたエネルギーの補給ともなりました。学術が産出した中でも後発の実験科学は未だ日進月歩の渦中にあり、特に生命体の動向を促す遺伝子の研究分野では概念の大半が改められる状況下にあるも、専門外と言えば許される資格業界にあっては、今や理屈と化した誤解を後生大事に発信して憚らない論説が溢れかえっています。
広島と長崎に未曽有の犠牲を強いた原爆投下にしても、ごくごく当たり前の被災者の訴えに対して国際政治の冷酷無残は誤解の坩堝でしかありません。また被災者に寄り添うかのような政治的行為も同じ穴の狢としか言いようがありません。現人神の型示しと振る舞いは、戦争で瓦礫と化した城跡に焼け残った、宮内府庁舎の屋上に軍服を脱いだ佇まい、その姿は神通力そのものでした。私が満六歳と百二十三日目に堪能した心地よさであります。
広島と長崎の惨禍で明らかになったのは、放射性崩壊に生じる機能性の度合いですが、その度合い容量に工夫を凝らしたのが、科学と政治を中和させた第四勢力だったのです。つまり、原子力発電や放射性医療などのエビデンスを公開、それは建前で本音のところでは、核爆弾の実験を競い争う事の独占権を分かち合う戦勝五か国の隠蔽工作にすぎないのです。
すなわち、国連発足時に米・英・露(当時はソ連政府)・仏・中(当時は台湾政府)の呉越同舟で成る常任理事が操った安保理会議のインチキを明確に暗示したわけです。北京政府が核実験の競争に乗り遅れた事由でもあります。中国代表が北京政府に変わると、安全保障理事会は常に常任理事国の拒否権行使により、重要事項の全部が合意に達する事なく持ち越されます。それを承知で議題に盛るパフォーマンスは何を意味するのでしょうか。それはさて…。
原爆投下の翌日から米・英・仏の戦勝三か国による核爆弾の実験競争が始まります。慌てたソ連が日本領の北方諸島を強奪した事由ともなります。つまり、戦勝三か国に遅れた挽回策として、戦後の放射能後遺症を抱える日本との関係を断ち切らないように楔を打つこと、日本の占領策に横槍をつきつけ、米ソ間の共通項である実験大国としての妥協策も加えて、仮称「東西冷戦構造」のインチキを掲げ世界の分断化を推進したわけです。
現人神が発した玉音放送と、一般参賀の型示しと振る舞いは、競わず争わず・負けるが勝ちを人の心に染みこませる、それをまた皇祖皇宗からの遺訓と解するものには、地球全域に分布した奉公衆に宿る信条とも受け取れるのです。皆様の遺伝子にも染みこんでいると自負します。
どうあれ、時空は大自然の自在性に委ねられますが、自然界の脅威に抗い立った第四勢力は、実験科学が創出する束の間の成果に舞い上がり、その本能的欲求の高揚は自然界も操作可能と思う不自然に気づかないまま突進して、その感染菌を映画、テレビ、ネットが撒き散らします。
第四勢力に仕切られた国際政治の夢想には、植民地主義やマルクス史観に酔い痴れたこと、さらにポピュリズムとデモクラシーで結んだマスコミとの結託という呪縛もあり、結局は第四勢力の渦中で活路を見出すしかなくなります。第四勢力が産出した代表例には、映画やテレビそれをネットへ結ぶライフラインがあり、それは制作システムまでコントロールするところとなり、今や在野で自主的な活動を為す自立分野まで傘下に組み込もうとしています。
とはいえ、地球上が一色に染まらないのは、天地の法則の第一義であり、いかなる善悪も対発生と対消滅を繰り返す運命から逃れることが出来ない訳もあります。時空のズレは大自然の与るところで時間差も日没差も道義に変化は生じません。どんな勢力が善悪を仕切ろうとも、必ず二つに分離する原則に従うところとなり、結果を決するのは触媒の働きにつきるのです。
時代を席巻する最大最強の勢力が手詰まりしたとき、その勢力が工作して世に出す決め手の第一は陰謀論という悪あがきであります。第四勢力が浮上してから、彼らの工作による陰謀論の代表作こそHAARP=高周波活性オーロラ調査プログラムですが、原初の設計は彼らが出現する前から秘かに完成しており、秘かに実験を繰り返してきた計画だったのであります。
而して、その真相は今後も明かされる事はありません。仮称「ハープ」は第四勢力が気づく事の出来ないシステムによって、彼らの自作自演による陰謀論を解剖しています。以下、彼らの工作する陰謀論の作品を仮称「隠れ官製」と呼ぶことにします。
隠れ官製は第四勢力が始めたわけでなく、日本では文字が興された時にはじまり、数次のブームが何度も生じては消えるなか、最盛期に達する場合の特徴としては、自然界を冒涜した人災が自ら招く調和の乱れにより、人知を超えた天災が政治の怠慢を打ち砕いた時に出現しています。つまり、時の政治的サバイバルに悪用されるのが隠れ官製であります。
隠れ官製の本質は発注不明のアウトソーシングから出現しますが、隠れ官製は必ずヒットして必ずブームになるよう仕組まれています。たとえば、天保大飢饉に際しては、民衆の政治ばなれが顕著な時代でしたが、暗い世相の灯に芸能ブームが生じており、浪曲や講談が『天保水滸伝』や『荒神山の喧嘩』など矢継ぎ早にヒットを打ち続けています。現行の時世に照らしてみてください。
隠れ官製は失政の責めを躱すために、民衆の関心を他方に向けようと企む時に出現します。昔から内政に行き詰まったら、民衆の目を外政に向けさせろ、という政界の伝承が知られています。何ともやりきれない話題ではありますが、今を生きる私たちは政治が充てに出来なければ、自分自身が自主自立の感性を高めて、観察力と洞察力を身に帯びるしかないと思っています。
末筆に少し現在進行中の事柄を開示しておきます。
かつて、株価は市場景気の指標と言われた時代があります。現在そんな言種は通用しません。また日本の株価はニューヨークでくしゃみをしたら、東京では風邪に冒されているとも…。誰もが身近に知り得る情報は誰にも役立ちません。世界を騒がせた米大統領選ではありますが、トランプを動かすエネルギーはイスラエルから放出されていました。米国の大麻市場を独占してきたイスラエルは宿敵ナチスの台頭に神経をとがらせています。
伝言は以上で終了とします。