一つの中国と二つのコンセンサス

こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。

台湾総統選は下馬評どおりの結果となり、
親米派とされる民進党が勝利しました。

一方、バイデン政権は台湾独立不支持の立場をとり、
過去のトランプ政権は台湾独立指示の立場をとり、

政権で方針が異なるだけなのか、
それとも日和見を決め込んでいるのか。

ところで、台湾と中国本土の関係を知るには、
海峡交流基金会と海峡両岸関係協会の動向を
把握することが基本となります。

海峡交流基金会(海基会)設立は1991年3月9日。
初代董事長は辜振甫。

海峡両岸関係協会(海協会)設立は1991年12月16日。
初代会長は汪道涵。

1992年10月、海基会と海協会の間で、

「双方とも『一つの中国』は維持しつつ、
その意味の解釈は各自で異なることを認めること」
について議論がなされ、
暗黙の合意が成立したとされます。

いわゆる、92コンセンサス(九二共識)です。

ところで、2011年8月、
蔡英文は「九二共識」に代わる概念として、
「台湾共識」を提示します。

そうなると、少なくとも台湾においては、
中華人民共和国との関係において、
二つのコンセンサスが存在することになります。

今回の総統選で勝利した民進党は親米派ですが、
当の米国は「台湾共識」ではなく「九二共識」を
支持している様子ですが、果たして本音はいかに?

台湾総統選直後の真田先生のインタビューで、
ズバリ質問してみました。

しかしながら、もっと大変なことが判明しました。

ウクライナ戦争、ガザ紛争、台湾総統選の裏側で、
中国本土政府の国際戦略が着実に実を結んでいるのです。

モルディブ、ナウル、パプアニューギニア、ブータン、、、

ウクライナ戦争もガザ紛争も台湾総統選も、
中国本土にとってはすべて陽動の一貫ではないのか、、、?

もはや英米諜報機関も機能していないのか、、、?

本日配信の真田先生インタビューで徹底議論しています。

インタビュー映像の内容はこちら、、、

・「九二共識」と「台湾共識」。アメリカのスタンスはどちら側?
・ウクライナとガザは中国本土にとって陽動に過ぎない理由とは?
・モルディブに人民解放軍が居座る日も近い?インド洋どうなる??
・パプアニューギニア大暴動の黒幕とは?
・ブータン人の一部が拝金主義に染まっている?迫る中国本土の影
・暗号資産ETF市場はどう動く?金融カジノ暴落の可能性と影響は??
・原油価格がダイレクトに為替に影響。金価格の高騰はいつまで?

真田幸光塾【第三期】参加者の皆様は、
メンバーサイトから今すぐご視聴頂けます。

これからご参加の方はこちらから今すぐどうぞ。
https://st-inst.co.jp/sanada/school/3rd.html

さて、立初創成大学設立支援プロジェクトの件ですが、
実現に向けて着実に歩を進めていると伺っております。

大学設立場所は、
あの世界遺産の地で決定しそうです。

したがって、プロジェクトメンバーは
現地に足を運ぶこともあるでしょう。

立初創成大学の教育の三本柱は、

1.国際情報分析

●社会問題をテーマに情報を収集・分析し
事象の真偽を検討する
●Society5.0時代において欠かせない
高次の思考力・情報分析力を養成する

2.国際社会探求

●十数冊の課題図書を読み課題シートに取り組む
●他の学生との議論を通して理解を深める
●世界の課題を歴史的観点から紐解き、
世界軸と歴史軸にもとづく大局観を培う

3.フィールドワーク

●国内外にてフィールドワークを企画・実施する
●培った大局観や情報分析力をもとに、
実社会が直面している課題解決に向けて
主体的に取り組む

以上です。

歴史観、大局観を養成しながらも、
現場に特化した教育機関が設立されることは、

私自身、
ひとりの日本人として待ち望んでいました。

これから設立支援に関わることができると思うと、
胸の高鳴りを抑えることができませんが、
きっとあなたの力も必要になるでしょう。

ここでお待ちしておりますので、
ぜひ今すぐご参加くださいませ。
https://st-inst.co.jp/sanada/school/3rd.html

それではまた。

戦略思想研究所 中森護

P.S.

もうひとつの新プロジェクト

「衆議院議員との中小企業政策における連携」
につきましては、

某政党内部が落ち着くのを待つことになりそうです。

4月を目安にヒアリングに入れると思いますが、
今しばらくお待ちくださいませ。

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