こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。
直近のツラン論考では、
スキタイをテーマにお届けしましたが、
神話学者吉田敦彦氏の説によれば、
スキタイの三種の神器と日本の三種の神器は、類似しているとされます。
三機能体系のオリジナルは、
印欧語族の文化圏にあるとされていますが、ワンワールドの視座では問題になりません。
さらに、スキタイ王家の始祖タルギオスは、
ゼウス(天神)とドニェプル川の水女神との交合によって生まれたとされますが、
山幸彦ホオリと海神の娘トヨタマビメの間にウガヤフキアエズが生まれ、
ウガヤフキアエズと海神の娘タマヨリビメとの間に神武天皇が生まれたとされる『記紀』に吻合するとされます。
天神と水女神との交合による王家の始祖誕生は、高句麗神話も同様とされます。
歴史のみならず哲学や科学も神話から始まりますが、往々にして神話は、混沌即ち無秩序から始まります。
無秩序とは剖判以前の世界であるということを意味し、「未分化状態の情報の海」であるともいえます。
剖判以前即ち「未分化状態の情報の海」は、世界を可視化するあらゆる素材で満たされていて、
「時と場」が異なる人間が異なる素材を取り上げ、「時と場」の文化風土に合わせて編集した物語が、神話であろうと思うのです。
それは古代の宇宙観に地域差があるのと同じで、取り上げた素材のほんの少しの差、物語を編集する「時と場」のほんの少しの差、それらが、鮮やかな多様性を生んでいるのです。
”ほんの少しの差”とは”ズレ”であり”間”です。
あくまで私見ですが、畢竟、文化とは”間”です。
文化伝統を護るとは”間の取り方”を護ることです。
不具であったために流されたとされる”アハシマ”は、”間(アハイ)”を締め括った即ち”間”が閉じられたがゆえに続かず、徒花となってしまったのでしょう。
タマコト51音字の核心たるアメノミナカヌシとは、”ミナカ”即ち渦の核心(静止した空白)であると読めば、”巻き込まれ、繰り返され、保たれる”皇紀暦の”間”は、恒久的”間”たるアメノミナカヌシであり、別天神です。
世界中の神話の中でも最も後発である『記紀』は、世界中の神話の総集編という側面をも持ち合わせ、
「未分化状態の情報の海」が「分かれることが判る」即ち剖判可能な情報により世界を可視化しうる神話となろうかと思います。
以上、スキタイの神話と記紀の類似性から神話の考察を簡単に展開させて頂きました。
今後、弊社では、HAARP文明未来論を切り口に、古事記と皇紀暦を根拠として世界を可視化するコンテンツをお届けしてまいります。
ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。
ところで、
今後の弊社コンテンツをお届けするするために、重要なご案内がございます。
「メンバーサイト移転のお知らせ」です。
令和8年4月24日(金)01:00〜04:00の間、サーバ移転作業を行います。
そのため、
上記の時間帯はメンバーサイトにアクセスできなくなります。
サーバ移転に伴い、メンバーサイトも移転するため、メンバーサイトログインURLも変更となります。
サーバ移転作業完了後にもご案内いたしますが、既存のメンバーサイトログインURLにアクセスしても、移転後のログインURLおよびログイン方法をご確認頂けます。
さらに、
サーバ移転に伴い、アプリも新規にダウンロードして頂きます。
新アプリのご案内につきましても、ブラウザ同様となります。
弊社メンバーサイトご利用の皆様には、ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
それでは、また。
戦略思想研究所 中森護