皇紀暦を心にぞ【ツラン論考6】

こんにちは。
令和史(れいわのふひと)です。

【ツラン論考5】では、

ツラン論考シリーズを執筆する際には、
筆名:令和史(れいわのふひと)を
名乗ることになったこと、

そして、尊大にも、

「国難を国泰へ」と置き換えんがため、
「歴史が照らし出す現実」をよくよく学び、
誰しもに潜在しているであろう大和魂を
発揮する備えを怠ってはならない、

とお伝えしました。

何をもって国難とし、国泰とするか。

その尺度が千差万別である実情を鑑み、
ツラン論考シリーズでは、
「皇紀暦」を揺るがない尺度とします。

現在、私たちが利用している暦は、

地球の自転を元にした日、
月の公転を元にした月、
地球の公転を元にした年など、

いくつかの単位に細分化されています。

太陽、月、地球の関係を根拠として体系化される一方、
その根拠は、未知の領域たる大自然であることに留意
する必要があります。

つまり、日々の暮らしに不可欠な暦は、
「見えない世界の領域」を根拠にしている
ということです。

その実態は、
地球時、国際原子時計、協定世界時の関係も見ても、
自明の理です。

未知の領域たる大自然が「時と場」を支配する限り、
科学が緻密に計算しても誤差の修正に追われる始末。

科学がいかなる物理法則を発見しようとも、
肝心の「時」の根拠が未知であるということは、
今を生きる人類すべてが自覚すべきでしょう。

古代人は、その自覚をもって、
「時と場」を生命エネルギーとして理解しようと
してきたのであろうと、私は思いを馳せるのです。

その理由は、太陽系の中にある地球の周期運動が、
地球圏にあらゆる生命を生み出してきたからです。

地球の周期運動の実在は、
16世紀のコペルニクスを待つことになるとはいえ、
アリスタルコスらの潜在力が約2000年後に発揮
されたともいえそうです。

コペルニクス以前の「暦」の作成には、
天動説が大きな影響を与えたとしても、

それは人間の学説の世界の話であって、
宇宙が地球圏に生命エネルギーを与える
メカニズムには微塵の影響もありません。

影響を与えうるとすれば、
即ち未「知の領域の解明」が成るとすれば、
共振電磁波の解明が道を切り開くものと信じます。

地動説もまた「暦」の作成に影響を与えつつ、
時代は科学が台頭するルネサンス期へと移行。

ルネサンス期における改暦について、

——————————–
マヤパンの統治前と統治後、
さらにマヤパンに取って代る
ヨーロッパ勢のルネサンスは、

マヤ暦に潜む叡智がすべて
キリスト教イエズス会の工作で
不都合を切り捨て、

ユリウス暦に都合よろしきを取り入れ
改暦を施した証拠は少なくない
——————————–

と修験子より伺っています。

さらに、現行グレゴリオ暦への改暦の経緯には、
「ワンワールド最大の掩蔽工作」が隠されている
と伺っていますが、

掩蔽という天文学用語が使用さていることを含め、
深い考察は別の機会とします。

ともかく、現行グレゴリオ暦への改暦は、
イエズス会がマヤ暦を侵した結果である
と認識できます。

時代は下り、日本は明治維新。

日本政府は、
西洋との貿易や外交を円滑に進めるため、

明治5年11月9日、
皇紀暦を礎として運用していた太陰太陽暦を廃止、
グレゴリオ暦を採用することを発表。

日本が西暦へと同化する最大の転換期となり、
日本列島に与えられる生命エネルギーもまた、
転換を迎えることになります。

グレゴリオ暦が皇紀暦を「掩蔽」したとみなせば、
大航海時代以後の西洋との貿易や外交を円滑する
ことを建前として、日本人の変質を狙ったものと
認識できます。

日本のみなず、
世界的にグレゴリオ暦が導入されていることから、
「ワンワールド最大の掩蔽工作」とは腑に落ちます。

各国、各地域の「時と場」を掩蔽するということは、
未知の領域たる大自然が支配する「時と場」を掩蔽
するということをも意味し、
イエズス会の霊操教育も浸透しやすくなるのでしょう。

ここで大事なことは、
イエズス会が悪いとか、政府がだらしないとか、
事の善悪、是非に囚われてはいけないということです。

在るがまま・成るがまま、
現行社会は善悪入り混じって当たり前であり、
ともすれば善悪も簡単にひっくり返る始末。

勧善懲悪の娯楽でなければ、
事の善悪、是非を論じる必要がないとするのが、
「競わず、争わず」の立場です。

ちなみに、未だグレゴリオ暦を採用していない国は、
アフガニスタン、イラン、エチオピア、ネパール。

グレゴリオ暦による「時と場」の掩蔽を避けたことに
なりますが、ワンワールド・キャビネットの深謀遠慮
によるものでしょうか、、、。

中央アジアを故地とするツランが、
歴史的転換点や文明の変遷において、
重要な役割を担っていることを示す
大きな手がかりとなるであろうことは
間違いありません。

さて、
冒頭の話題から脱線したように見えますが、
決してそんなことはありません。

何をもって国難とし、国泰とするか。

これは私の自負ですが、
明治維新後のグレゴリオ暦導入こそが、
「国難」といえるのです。

今となっては、
その「国難」を実感する日本人は
ごく僅かでしょう。

ただし、
「国難を国泰へ」と置き換えんがため、
グレゴリオ暦から皇紀暦に戻すことに
挑戦せんとするものでもはありません。

前回、
西郷南州の和歌で締め括ったとおりです。

日本の「時と場」がグレゴリオ暦で覆われようとも、
「皇紀暦をしかと心に纏う」のです。

それこそが、
誰しもに潜在しているであろう大和魂を
発揮する備えの礎になると確信します。

日本人は、皇紀暦と日本列島をもって、
日本人としての生命エネルギーを得る
ことができるのではないでしょうか。

スピリチュアル云々との誹りを受けようとも、
私は、「見えない世界の領域」を照らし出す
「鑑」を磨く稽古は怠りません。

風猷縄学の原典のとおり、

「古(イニシへ)を稽(カンガヘ)て
風猷(フウイウ)を既(スデ)に頽(スタ)れたるに縄(タダ)し、
今(イマ)に照らして典教(テンケウ)を絶(タ)へむとするに
補(オギナ)はずといふこと莫(ナ)し。」

そして、前述したとおり、
グレゴリオ暦による「時と場」の掩蔽を避けたがゆえに、

古代民族ツランのロードマップは、
歴史的転換点や文明の変遷のみならず、
皇紀暦の本義を悟るうえで、
大きな手がかりとなるはずです。

ただし、読解上の混乱を避けるため、
記事中の紀年法は西暦を基本とする
ことをお許しください。

それでは、また。

令和史(れいわのふひと)

P.S .

週明けより、8月6日までの間、
生命燃焼学【無料版】メルマガにて、

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そのため、ツラン論考シリーズの更新は、
2週間ほどお休みいたします。

もともと不定期更新ではありますが、
念の為、お知らせいたします。

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