革命的理論から導かれる未来

こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。

今回は、
生命燃焼学にふさわしい革新的理論を
ご紹介いたします。

それは、
「コンストラクタル法則」

早速ですが、

エイドリアン・ベジャン著
『流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則』
から引用してご説明いたします。

(以下、引用)
——————————–
本書は、
自然界のデザインを科学の一分野として扱う。

その核を成すのが、
デザインと進化の物理法則である
「コンストラクタル法則(constructal law)」だ。

この法則は、
血管組織や移動、社会組織などを含め、
生命を持たない河川から生き物のデザインまで、
自然というモザイク全体に及ぶ。
——————————–
(以上、引用)

私の理解の範囲で補足しますと、
肺の樹状構造と河川の樹状構造は、
偶然の一致ではなく、

物理法則に従って「必然的に一致」してうる
ということになろうかと思います。

続けて、同著から引用します。

(以下、引用)
——————————–
コンストラクタル法則は、
単にこう言っているにすぎない。

すなわち、動くものはすべて、
時がたつにつれて進化する流動系であり、
デザインの生成と進化は普遍的な現象であるということだ。

動物や植物、河川、ご飯を炊いている鍋に見て取れる変化は、
それまで流動していた配置の明らかな改善を体現している。

これが進化の方向性であり、
もっと容易に動く流れや、良く動く流れ、
遠くまで動く流れなどを生み出す。

自然界に見られるデザイン
(河川、動物、都市などの形と構造)は、
流れを促進する形と構造を生み出す、
自然界のこの傾向の現れだ。  

この方向性と進化は、意図を伴わない。

流動系はもっと容易に動くことを望むわけではなく、
その中を通る流れのために、
流れやすさを追求するわけでもない。

流動系の流れが良くなるのは、
単にコンストラクタル法則が記述する物理的原理に
支配されているからだ。

この考えが理解しづらいことは承知している。
デザイナー抜きのデザインなどという考えが、、、。

だが、重力という、
別の法則を考えるとわかりやすくなるだろう。

建物の屋上に上がって石を落とせば、
石はしだいに速度を増しながら落下する。

石が落ちたがっているなどと言う人はいないが、
石は落ちる。
落ちざるをえない。
——————————–
(以上、引用)

再び私の理解の範囲で補足しますと、

コンストラクタル法則は、
「流動系において普遍的な法則」である
ということになろうかと思います。

さらに補足します。

地球の赤道と極地では太陽光線の当たり方には
大きな差異があることから、
温かい空気や海流は冷たい極地へと向かい、
混ざり合って「均一」になろうとします。

一方、地域的環境要因も作用することから、
太陽光線による地球の加熱にはムラが発生し、
単純に「均一」になろうとしてもできず、
地球の空気や海流は「不均一性」が維持されます。

「不均一性」が維持されるということは、
「均一」を求めて動き続けることになり、

太陽光線がなくならない限り、
地球という系は流動系であるということになります。

したがって、コンストラクタル法則とは、
地球上の生物から無生物にいたるまで、
自然というモザイク全体に及ぶものである
ということになるのです。

ところで、
なぜ「コンストラクタル法則」が
生命燃焼学にふさわしい革新的理論
といえるのか。

ピンとこない方もいらっしゃるでしょう。

端的に申し上げますと、
既存の進化論を大きく覆すものである
ということです。

「流動系はもっと容易に動くことを望むわけではなく、
その中を通る流れのために、
流れやすさを追求するわけでもない。
流動系の流れが良くなるのは、
単にコンストラクタル法則が記述する物理的原理に
支配されているからだ。」

という言葉が意味することは、

生物は自然環境の中での生存競争の結果、
わずかでもすぐれた形質をもつものが
適者生存して子孫を残し、劣者は滅びる
という自然淘汰を覆すことになります。

つまり、
進化とは自然淘汰や突然変異といったランダム性に
支配されているのではなく、

自然界に見られるデザインに支配されている
ということです。

しかも、
そのデザインの方向性と進化は、
意図を伴わないのです。

進化論を否定する説はさまざまですが、
コンストラクタル法則は一線を画します。

まさに、
現代の世界観に革命を起こす生命燃焼学に
ふさわしい理論。

先週末、開催された第四回講義は、
コンストラクタル法則の説明から入りました。

講義テーマは、当初の予定を変更し、
『微小生命体と原始転換の働き』
としています。

第四回講義の内容の一部をご紹介すると、、、

・革命的理論コンストラクタル法則から導かれる未来とは?
・遺伝子分析によって分かった地球生命共通祖先の正体
・卵から血液の赤血球細胞がつくられた事実が医学界に与えた衝撃
・血液は骨髄ではなく腸でつくられる?一体どういうことなのか??
・血が肉となり、肉が血となる。医学界が絶対に認めない千島森下学説の本質
・クロロフィルのマグネシウムがヘモグロビンの鉄に原始転換するメカニズム
・山伏に受け継がれる「体内と森を一体化する修行」とは?
・微生物、植物、動物の3つの要素が複合した生命体とは?
・細胞で思考する方法、細胞内からオーラを発生させる方法をお教えします
・身体をつつむオーラとニュートリノが触れた時に起きる現象とは?
・社会で絶対に近づいてはならない人間の特徴とは?
・千島森下学説の経絡増血によれば「霞を食う」は実現可能です
・食事量を減らしながらも筋肉量を増大させることができる理由
・プラーナを身体に摂取できる人とできない人の決定的な違いとは?
・レジェンドアームレスラーが小田氏に教えてプラーナを見る簡単な方法
・プラーナを血に変換する微小生命体の正体
・プラーナを活性化するために必要な太陽光線の波長帯とは?
・水にも心臓がある?宇宙と地球の鼓動の正体
・自分で思考していると思ったら、実は体内の微小生命体が思考していた?
・体内微生物が他の生物を巧みに操るメカニズム
・本来の自然の姿、自分の姿に戻るための「光の調律方法」とは?

今回も衝撃情報の連続です。

第一回から第四回講義の収録映像は、
生命燃焼学メンバーサイトで配信中。

ぜひこちらからオンライン講義にご参加のうえ、
すべての内容をご視聴くださいませ。
https://st-inst.co.jp/seimeinensyougaku/

それでは、また。

戦略思想研究所 中森護

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