ゲーテの詩に志を【本日終了】

こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。

今週末、ついに「生命燃焼学」が開講します。
【本講座】参加者の皆様は、
会場でお会いできますことを楽しみにしております。

【オンライン講座】は随時募集いたしますが、
早期割引価格は【本日終了】となりますので、
お申込み忘れのないようお願いいたします。

生命燃焼学お申込はこちらから。
https://st-inst.co.jp/seimeinensyougaku/

開講後もこのメルマガを通して、
講義内容の一部をお伝えしていく予定ですが、
本日を一区切りとしたいと思います。

ということで、今回のメルマガでは、
「生命燃焼学」の本義をお伝えしたいと思います。

まず、結論から。

「真の還元思想」を会得する。
これが、本義です。

「真の還元思想」とは、
執行草舟氏の生命燃焼論に由来するもので、
「円環運動を崩さない」という考え方です。

私が小田氏とタッグを組み、
「生命燃焼学」というコミュニティをつくったのも、
本義に沿ったものではありますが、

より具体的には、
「真の循環型触媒技術」を構築することにあります。

「真の循環型触媒技術」とは何か。

木原卓也著『それは午前五時にやってくる』
にて登場する概念ですので、
同著から引用してご説明いたします。

(以下、引用です)
——————————–
地上に出現した物質は、
その時点からゆるやかな酸化の旅を始めます。
酸化した物質が土に還り、
還元することによって
生態系は循環し活性し続けます。

反対に不規則でだらしない酸化の道を、
坂をずり落ちるように続け土には還らず
大地のゴミとなる現象をエントロピーの増大
と呼びます。

残存する腐敗物に覆い潰されるような
地球環境の中で私達は生きています。

その結果、物質のみでなく、
私達自身が急速に酸化現象に襲われ、
肉体も精神も不安におののき、
本来の人間としての判断力や愛情を失っています。

酸化を還元に変える循環の技術が
この日本から次々に生まれています。

それらを真の循環型触媒技術というのです。

摂理を探り、理をまとめ念じると、
それは意識となり、社会に循環していきます。

一人よがりの願いではありません。
本来のあるべき姿をたくさん知っている人のみに
できることです。

人間一人の身体には60兆の細胞があり、
その一つずつに30億の暗号が描かれています。

私達はその暗号以上のことは出来ません。
そこには摂理が描かれています。
それを知り尽くする術をインナートリップといいます。

それが意識です。

他の人の細胞にも同様の暗号が書かれていることがあります。
意識を伝達させることを祈りといいます。

祈りは人の細胞の記憶を呼び覚まし、
一人一人を結んでいくのです。

教えてはいけません。
導くのです。

元々体内にある記憶をひもとくことに
目覚めさせればいいのです。

全てが体内にあると信じることが出来れば、
細胞は活性化し、意識という背骨が出来ます。

背骨という物理的な部位のない動物には
実は意識はないのです。
——————————–
(以上、引用です)

「生命燃焼学」というコミュニティを通して、
私たちが具体的にこれから探究していくこと、
実践していくことを明確にして、
自分の生命燃焼をする生き方と働き方をしていく
ことになりますが、

その大前提は、
「酸化を還元に変える循環の技術が
この日本から次々に生まれている」
という事実を把握することにあります。

そのうえで、
摂理を探り、理をまとめ念じることにより、
それは意識となり、社会に循環するのです。

そういった社会の状態をもって、
「真の循環型触媒技術」を構築した状態と
みなすのです。

そして、社会の循環、
即ち円環運動を崩さない思想を持つことこそが、
生命燃焼をする生き方と働き方に繋がります。

ここで重要な概念が、
「意識が循環」するというもの。

意識を伝達させることを祈りという、
とも説明しています。

思うに「祈り」を疎かにするがゆえに、
残存する腐敗物に覆い潰されるような
地球環境の中で私達は生きることになった
のではないでしょうか。

摂理は私達の細胞に暗号として描かれていると、
著書の木原卓也は述べていますが、
いったいどういうことなのか?

もっともDNAの概念であろうと思いますが、
寺島良安著『和漢三才図会』天象総評の項に、
そのヒントを得たいと思います。

(以下、引用です)
——————————–
日は陽の精であって雷電虹霓はみな陽の属である。
月は陰の精であって雨露霜雪はみな陰の属である。
星宿風雲は陰陽の間を行(めぐ)るものである。

日月は恒にあるが、
雷電雨露の属はいつもあるというものではない。

そもそも星の体は地に生じ、精は天で生成される。
風雲はみな地から起こって天に行くものである。
だから陰陽の気を兼ねているのである。

『論衡』に
「風はちょうど人が息を吹きかけるようなもの。
雨は人に精液があるようなものである。
雷は人に腹鳴りのあるようなもので、
日月は人に目のあるようなもの。
星辰(ほし)は人に髪のあるようなものである。
だから必ずそれらを備える神は存在していると
考えて祭りをするのである」
とある。

日はすなわち火である。
だから陽燧火珠(ひとりたま)を日にかざせば
火を得られるのである。
これが真火である。

月はすなわち水である。
だから陰燧水晶を月にかざせば水を得られるのである。
これが明水である。

このような陰陽水火の存在は自然の理である。
——————————–
(以上、引用です)

私達は星宿風雲の如く、
陰陽の間を行(めぐ)るものであるとすれば、
地から起こって天に行くものであるがゆえに、
陰陽の気を兼ねているということになります。

そう考えますと、
私達の細胞に描かれた暗号のヒントはおろか、
もはや「答え」であるように思います。

そう、暗号とは「還元思想」と考えるのです。

そして、
寺島良安が『論衡』を引き合いにして
言わんとしていることと、

木原卓也が、
「元々体内にある記憶をひもとくことに
目覚めさせればいいのです。」
と述べていることは、

ほぼ同義であるとも解釈できます。

さて、
引用が多く長文となってしまったため、
そろそろ締めに入りたいと思います。

「生命燃焼学」の本義は、
「真の還元思想」を会得することあります。

いざ開講した暁には、
本講座・オンライン講座の区別に関わらず、
忌憚のないご意見・ご要望を募集いたします。

実現困難なこともあろうかと思いますが、
小田氏とともに参加者全員でコミュニケーションを取りながら、
より良い未来を養っていきたいと願っています。

ゲーテの詩に志を添えて。

——————————–
死せよ成れよ!
このことを 体得せざるものは、
暗き地上の 悲しき客に過ぎざらん。
——————————–

オンライン講座早期割引は【本日終了】。

あなたのご参加を心よりお待ちしています。
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それでは、また。

戦略思想研究所 中森護

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