こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。
先日開催した成長戦略会議は、
コアなメンバーで真田先生を囲み
真田先生も絶賛するほど充実した
時間となりました。
その中で、
「教育」や「教養」が議題にあがり、
自由闊達な議論が交わされましたが、
教育にしても教養にしても、
私が意見するところは、
「生きる意志が根源になければならない」
というものでした。
と言いますのは、
「真田家家訓」の第一義に強い影響を
受けているからです。
即ち、「死ぬまで生きよ」。
その意味するところは、
真田先生著書
『末裔しか知らない 真田三代の智恵』
から引用してご説明いたします。
(以下、引用)
——————————–
「真田家の話は、文書で残っているものは少ない」
「多くは口頭伝承により受け継いでいる」と
「はじめに」で申し上げました。
その中で、
特に真田の家訓というべき教えがあります。
それが
「死ぬまで生きよ」
です。
「死ぬまで生きよ」と言われても、
「誰でも死ぬまで生きるのだから、当たり前ではないか」
一見するとそう思われる方も多いでしょう。
しかし、この言葉には、意味があります。
それは
「生に固執しなさい」
ということ。
「生き延びろ、とにかく生き延びろ」
という意味なのです。
戦国時代、
真田の家は決して大きな力を
有していたわけではありません。
戦国時代をテーマとした様々な作品に登場する
人気武将の一人ではありますが、
現代のその名声ほど、
当時強大な勢力であったかというと、
そうではないと思います。
一地方の地侍でいたるところにライバルがいて、
いつ死んでしまか分からない。
そんな程度の力であったと聞いています。
——————————–
(以上、引用)
真田家が名実共に現存する所以は、
「そんな程度の力」であったからであろうと
私は思うのです。
決して真田家を冒涜する意味ではなく、
「生に固執する」とは、
「程度を捉える」、即ち
「間合いをとる」妙技であると
自負するからです。
真田家の家訓から見透かせる妙技は、
荘子の思想にも垣間見ることができます。
池田知久【訳註】
『荘子 全現代語訳 上下巻合本版』
内篇 養生主 第三 第一章
「有限の生を養うために、
無限の知を追いかけることを止める」
から引用します。
(以下、引用)
——————————–
私の人生には限りがあるが、
知るべきことには限りがない。
限りある人生を費やして、
限りなき知を追いかけるのは、
危険なことだ。
そうであるにもかかわらず、
なお知を追い求めるのは、
危険極まりないことだ。
私の人生を危険に陥れるものは、
名声や刑罰もそうである。
善を行うことがあったとしても
名声を揚げない程度にし、
悪を行うことがあったとしても
刑罰に触れない程度にして、
善と悪の中間にある根源を守ることを、
不変の原則としたいものだ。
そうするならば、
我が身体の安全を保持することも、
我が生命を恙なく全うすることも、
肉親を養育することも、
さらには天寿を本来のままに生き尽くすことも、
全て可能となるのである。
——————————–
(以上、引用)
弊社事業「風猷縄学」では、
危険を安全に置き換えんがため、
「教え、養い、禁じる」妙技の稽古を
第一義としていますが、
荘子の「養生」観は、
稽古の手本とすべきであると考えます。
話は冒頭に戻りますが、
会議に参集した仲間の活眼が、
真田先生を正面にして「教育」と「教養」を
議題として掲げてくれたことで、
改めて真田家家訓の本義に触れることができました。
参加者の皆様には心より感謝申し上げます。
次回の成長戦略会議は6月を予定していますので、
日時詳細が決定次第ご案内いたします。
真田先生企画の海外研修についても、
概要または詳細が分かりましたら、
速やかにご案内いたします。
ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。
また、成長戦略会議および海外研修への参加は、
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本日配信した最新インタビュー内容はこちら。
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これから、
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https://st-inst.co.jp/sanada/school/4th.html
申込締切は【3月31日まで】となっておりますので、
真田幸光塾【第四期】申込希望の方はお急ぎくださいませ。
それでは、また。
次回インタビュー映像配信は、
4月9日を予定していますが、
今後のご案内は、
真田幸光塾【第四期】申込者の皆様限定で
お届けいたします。
戦略思想研究所 中森護