風猷縄学稽古編【第四期】参加者募集(1月24日まで)

奉公に徹するあなたへ

風猷縄学とは、ここに参集する者一人ひとりが、
克己自立を成就するための透徹史観を磨くことを理念とします。

第四期以降の稽古方針は、

「公の中の私」を世に鮮明に知らしめる

とします。

はじめに、透徹史観の概念を定義するとなれば、
一般的に不可視と思われる現象を見透かすことができる視座といえるでしょう。

その極意は、

「在るがまま、成るがまま」を見透かすこと

言葉を変えれば、

今日在るものが明日も在るか、、、?
それとも消えているのか、、、?
どのくらい残り、どのくらい消えているのか、、、?

現実の在るがままを受け入れつつも、
未来の成るがままを見透かすことで、
不飽和状態を維持することです。

もっと簡単に言えば、
玉石混交から本物を見極める力を身につけることです。

そうすることで、
「未来を養い、教え、禁じる」潜在力を確固たるものにし、
克己自立を成就するのです。

もとより、風猷縄学の稽古とは、
「古(イニシエ)を稽(カンガ)へて、
既(スデ)に頽(クズ)れたる風猷(フウイウ)を縄(タダ)す」
ことですから、

「既に頽れたる風猷」を「在るがまま」と置き換えれば、
「成るがまま」とは「縄された風猷」といえるでしょう。

「既に頽れたる風猷」とは、
現行社会と言い換えることもでき、

現行社会は、
一方的に他方を統一しようとする宿痾を持ち合わせています。

相互に絶対に相手を受け入れることなく、
激烈に論争を続けてとどまらない現状は、
妥協の産物を次々と生み出し、
玉石混交の物や情報で社会が汚染されています。

今日、私たちの周りにあふれている物や情報は、
明日、どのくらい残り、どのくらい消えているのか。

残る「本物」を見極めるためには、
「在るがまま」そのものを見るのではなく、
「在るがまま」相互の「間」を見透かし、

そのうえで、
「在るがまま」と「成るがまま」を「統合」する「間」
見透かすことが必要です。

「在るがまま」が「成るがまま」に繋がってこそ、
即ち、「統合」できてこそ「本物」であるといえるのです。

ここでいう「統合」とは「統一」の概念とは異なり、
同時併存が難なく許容される状態を指します。

ただし、その「統合」の舞台は人間社会ではなく、
「公(オホヤケ)」たる大自然ではなくてはなりません。

宇宙開闢以来、
厳然と存在し続ける大自然の「在るがまま」は、
決して人間社会のように頽れることもなく、
「在るがまま」がそのまま「成るがまま」であり、
完全な統合の姿を教えてくれるからです。

そもそも、大自然と人間が未分であった時代
人間は大自然に身をまかせ、その偉大さを畏怖する存在でした。

しかしながら、

西洋文明では、
神が大自然を創造したとされるようになりました。

そして、
人間は神から大自然の支配を委ねられたとされたのです。

キリスト教的基盤の上に形成された西洋文明においては、
自然科学の急速な発達とともに創造主たる神の権威は機械が代替するようになり、
人間的価値意識にたった視座のもと、
本格的な大自然の支配を目論み、近世を迎えます。

西洋文明が明確に大自然と訣別し、離反を図ったこの時から、
社会構造を科学的に分析し、四分五分に引き裂き始めたのです。

大自然と人間が未分であった時代に還る選択肢を放棄したともいえるでしょう。
故に、その分裂反応はすべてを引き裂くまでとどまることは知りません。

繰り返し、全世界を戦争の惨禍に巻き込んでもなお、
「ふるさと」と訣別した根なし草には、
壊滅的飽和以外解決策を持ち得ないのでしょう。

国際連合に戦争抑止力の低いことを痛感した世界の科学者・文化人たちは、
より強力な世界連邦の形成をすすめることで世界から戦争を無くしていこうと決意し、
1946年10月ルクセンブルクで「世界連邦政府のための世界運動」を起こしました。

されど、その実情にみるべきものがなく、
単なる政治手段には分裂と対立を止める解決策がないことを証明したに過ぎません。

考えても見れば、
国益優先の国際政治が小田原評定を繰り返すのは当たり前であり、
いかなる科学者・文化人を持ち出そうとも御用学者としかなりえません。

そうなれば、AIであろうが宇宙開発であろうが、
いかなる物質的完成も地球人類の救済になるべくもないことは自明のことです。

さすれば、もはや人間社会の「在るがまま」は、
壊滅的飽和を迎えるほか道はないのでしょうか、、、

決して、そのようなことはありません。

東洋文明の底流には、
大自然を畏怖する視座が残っています。

あらゆる人間の行為は季節の如く循環的であり、
大いなる周期性の中に委ねられているとする視座。

西洋文明は大自然をよく観察し、認識を深めてきましたが、
大自然を支配せんとする目的に大いなる誤謬があります。

その誤謬を克服し、
大自然と人間が未分であった時代の思想に還り、
西洋文明の科学的認識を統合し、
大自然の思想をよりよく発展させるところにこそ、
大自然に対する真の認識が生まれ、
人間として生きる真のよろこびが与えられるのです。

即ち、
「公(オホヤケ)」の中でこそ人間たる「私(ワタクシ)」は、
その本領を発揮することができるのです。

第四期以降の稽古方針、
「公の中の私」を世に鮮明に知らしめるとは、
「公」と「私」を接合する「間」を見透かし、

「統合」することであるといえるでしょう。

「公」と「私」のみならず、
人間が測定し、観察することができるあらゆる事象の中間地帯には、
「間」が存在します。

一方、この宇宙では、
人間が測定し、観察しうる事象以外の存在の方が圧倒的に膨大であり、
人間はその中に生き、
無意識のうちに不断に交渉し、密接に、微妙に影響しあっています。

可視光線の周波数帯がごくわずかであるように、
膨大な不可視の電磁波こそが地球生命に多大な影響を及ぼしていると考えれば、
イメージしやすいかもしれまえせん。

大自然と人間が未分であった時代、
人間は大自然に身をまかせ、その偉大さを畏怖する存在であったことを思えば、
あなたも「間」の存在を直観することでしょう。

そのうえで、
不可視である「間」を見透かす視座を持って稽古に臨むのです。

稽古とは、「古(イニシエ)を稽(カンガ)へる」こと。

皇紀暦元年の全地球的な文明社会を見渡し、
『記紀』の編纂が外つ国の神話に比べて後発であったことを稽へれば、

殊に『古事記』と向き合い、
「在るがまま、成るがまま」と照らし合わせることこそが、
「風猷を縄す」王道となります。

『古事記』には、

高天原と黄泉国の統合の道

が示されているからです。

つまり、日本が外つ国を統合する道です。

日本書紀に記載された十七条の憲法もまた、
国家として外つ国の文明を統合せんとする
日本の方針を示していると考えます。

ここで、『記紀』について修験子栗原茂より教わるところを共有します。

太陽系宇宙出現のそもそもに始まり、乾坤(天地これ一組)の萌しが表れると、
造化三神これ天地自然の剖判を告げ、陰陽(陽光と月光)その循環運動の周期性、
即ち“時”こそが森羅万象の祖である。

時と時の間を刻む周期性は、天地の間に空(風)あること、
陽光これ火を知らしめ、月光これ水を知らしめ、これらの元素が土を肥えさせる事知らしめる。
この大自然の周期性を認識した神々は時と場を整える現人神に信を託した。
その絆こそが三種神器である。

日本列島の地質は付加体とのこと、
長崎県津島南西部付近を軸に時計回りで40―50度回転し、
北海道知床半島付近を軸に反時計回りで40―50度回転し、

西南日本と東北日本の間の地層がフォッサマグナと呼ばれる由来とともに、
イザナギとイザナミのキミ(公)二柱の国土生みを読み解くには、
タマコトの和音字を正しく認識しなければなりません。

なぜなら、古事記撰録を行う前提にタマコト51和音字を確定する必要があったこと、
それがキミ(公)の國土生みを序章で説く理由であり、
タマコトが定まり
国内用の古事記と共に国外用の日本書紀が作成されたと私は覚るからです。

日本列島の下地が現況の如く形成されてきた歴史とともに、
ヒト属の文明ワンワールド化を推進する勢力の侵略が身近にせまれば、
音階を機軸とした日本文明も文字化は避けられません。

その前提条件はタマコト51和音字を整えることにあり、
そこには漢語はもとより、
古代のフェニキア文字→ギリシア文字→ラテン(ローマ)文字

またエジプトやペルシアなどの文字も参考にした事でしょう。

音を文字に翻訳する実務を考えれば、
その重大性の認識は必然も極まるところと思うのです。

即ち、日本列島は「太陽と水と土壌」のコラボレーションから、
世界中の気候風土を四季折々のもと具現化する要素を備える地質です。

つまり、伝統的な日本人の資質は大自然に恵まれた事から、
治安や保健衛生や信書交換など、ハイレベルを身に帯びる環境下に置かれているのです。

もはや貴方は他に学ぶ事よりも自力を信じるべきであり、
貴方の疑に貴方以上の解を出せる存在は無と知るべきです。

即ち、
公(=太陽系の)軌道に在る私(=地球)の場所と時間を解明できる力があれば、

この公私は直面する難義の本末(=公私)に置き換える事が可能と気づくはずです。


したがって、第四期以降、
風猷縄学は世界的統合の理念と実践の場となることを目指します。

さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、
第四期の稽古要領と参加方法をご案内いたします。

理念
克己自立を成就するための透徹史観を磨く

方針
「公の中の私」を世に鮮明に知らしめる

目的
「在るがまま、成るがまま」を見透かすことで、

「未来を養い、教え、禁じる」潜在力を身につける

主題
■古事記に潜むエネルギーを吸収し、その剖判機能に順い史観を磨く
■古事記に照らしつつ、タマコト51和音字を研究する
■国際政治に群がる権力構造の実態を網羅する
■生命の本質に直接連なる医学史、薬学史を網羅する
■天地自然を可視化する科学史、天文学史を網羅する
■第三期で整理した考察班資料を統合する
■その他、稽古参集者と協議し適宜追加

要領
■令和7年1月より一年間、隔月開催の勉強会への参加(合計6回、各回20名限定)
■別途企画する現地調査への参加(日程、調査対象未定)
■別途企画する外部講師講演会への参加(日程など別途ご案内)
■古事記に基づいた文明論解釈コンテンツ(メンバーサイトより配信)
■国際政治、医学史、薬学史、科学史、天文学史に関するコンテンツ(メンバーサイトより配信)
■勉強会収録音声(メンバーサイトより配信)
■外部講師講義映像(メンバーサイトより配信一部、有料)
■稽古に資する修験子栗原茂からの伝授内容(メンバーサイトより配信)

配信中のコンテンツ

■平成30年〜令和6年にわたるメールによる伝授本文(50通)

■令和6年10月25日伝授収録音声
その1『ハドソン湾シャーマン会議』(5分)
その2『公と私』(16分)
その3『皇民党事件』(15分)

■令和6年12月20日伝授収録音声
その1『汪道涵との会見』(26分)
その2『文鮮明との会見とお庭衆の諸相』(27分)
その3『風猷縄学稽古の妙』(31分)

■令和7年1月6日伝授収録音声
その1『ツランの特質』(47分)
その2『在るがまま、成るがまま』(27分)
その3『個人を語ることの責任』(30分)

会場 
東京都港区白金高輪風猷縄学稽古場

勉強会日程等
第一回:1月25日(土)14時〜16時45分
テーマ「北朝鮮関連(仮)」
第二回:3月8日(土)14時〜16時45分
テーマ「調整中」
第三回:5月10日(土)14時〜16時45分
テーマ「調整中」
第四回:7月12日(土)14時〜16時45分
テーマ「調整中」
第五回:9月13日(土)14時〜16時45分
テーマ「調整中」
第六回:11月8日(土)14時〜16時45分
テーマ「調整中」
※稽古終了後、懇親会を開催(別途実費)

外部講師講演会日程等
【第一回】
日程:2月8日(土)14時30〜16時30分
主題:
言生命の奥義書古事記を釈く
講師:
染川瀬乙氏
プロフィール:
鹿児島県出身。
人間楽者。お祓い芸人。神満談師。
大学卒業後、大手企業各社でトレーナーや研修を担当。
独立後はコンサルタント、翻訳家として活動しながら、数百名規模のセミナーを数多く開催。
歴史・宗教・哲学・科学から芸能ゴシップまで、幅広い知識と実務経験を体系化した知的エンターテイメントショー、ワークショップを得意とする。
幼少より「情報とエネルギー」に関心を持ち、長い真理探求の末、七沢研究所(現neten)にたどり着く。
七沢賢治氏より「瀬乙」の名をもらい、「日本古来の叡智」「最先端の研究成果」を、楽しく分かちあえることに大きな喜びを感じている。
「笑い」は「祓い」であること、「言霊」の軽やかさ、「公」を生きる楽しさ、などなど、
自らの生き様を通して世に問う日々を送っている。
収録配信:講義映像を収録し、後日メンバーサイトから配信(無料)

以後、随時講演会を追加開催

特典コンテンツ
言霊・古神道・テクノロジー研修【収録映像】
■七澤久子氏挨拶(10分)※音声のみ
■オリエンテーション1(10分)
■オリエンテーション2(5分)
■隕鉄・曼荼羅・開発のベースにある東洋哲学・信号技術(68分)
■生命の奥義書 古事記を釈く(25分)
■ロゴストロン解説(42分)
■圀手会(69分)
■ロゴストロン信号(46分)

参加費用

・勉強会や外部講師講演会のための会場利用
・修験子栗原茂への取材
・外部講師への講演依頼
・拡充コンテンツの制作および配信
・研究のための資料整理
・情報共有のためのメンバーサイト維持管理
・現地調査に関わる諸経費

などなどを考慮し、検討を重ねた結果、
第四期につきましても、
年間33,000円(税込)の参加費用をお支払い頂くことにしました。

ここには、
・隔月の勉強会参加費用
・講演会および勉強会収録音声
・すべての拡充コンテンツ
・修験子栗原茂伝授
を含みます。

ただし、現地調査や外部講師による講演会への参加費用は、予算に応じて弊社が一部負担、
【第四期】参加者より別途実費を追加でお支払い頂くことになりますことをご了承くださいませ。

お支払いは、
[一括払い]クレジットカード、銀行振込
[10回分割払い]クレジットカード、銀行振込
にて承ります。

申込期限
令和7年1月24日締切

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