天皇の歴史、感動と衝撃【第二弾】

こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。

國體伝授開示総集編の第二弾として、
[第三期]國體伝授開示総集編【PDF配信】
ご提供の準備ができましたのでご案内します。

洞察帝王学講座・改2681【第三期】として配信した
國體伝授メモと落合先生解説のすべてを読みやすく整理
したものになります。

前回同様、
洞察帝王学講座・改2681【第三期】参加者には、
同資料を閲覧、ダウンロードできるよう手配しています。

メンバーサイトログイン後、
歴史研究家 落合莞爾>
[第三期]國體伝授開示総集編【PDF配信】
からご利用くださいませ。

さて、入手方法をご案内する前に、
一度、思い出して頂きたいことがあります。

あなたが落合史観に辿り着いたきっかけです。

失礼を承知のうえで申し上げますが、

家族や知人に話しても理解してもらえないどころか、
心配されたあげく、白い目で見られるような歴史観
に惹き込まれたのですから、
それ相応の感動と衝撃があったのだと思うのです。

私の場合はといいますと、

前職にて、「日本人のための真のメディア」を
コンセプトとした事業に従事していた時のことです。

経済や歴史をテーマとしたコンテンツを取り扱う中で、
幾多の識者の先生に日本の素晴らしさをお話頂きました。

今でもそうですが、識者の先生のみならず、
保守を標榜する政治家も口を揃えるのは、
「日本再興」。

されど、
日本再興の「基準」はどこにあるのか。
何を持って再興したと言えるのか。
明確にすることはできませんでした。

経済的な側面でいえば、

エズラ・ヴォーゲルによる
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』
の時代を指すのか。

否、戦後日本は骨抜きにされているため、
戦前日本に再興の基準を求めることが妥当。

そうなれば、
ロンドンのフィナンシャル・ニュースの特派員
ギュンター・スタインが著した冊子
『メード・イン・ジャパン』が参考になります。

その内容については、
1937年3月発行、宮田光雄著
『有色民族の復興と其経済的自決』に
紹介されていましたので引用します。

(以下、引用です)
——————————–
関税障壁、輸入割当、
為替統制又はボイコット等による、
世界貿易の制限が無かったならば、
日本は世界最大の輸出国なって居たであろう。

日本工業の発展と輸出の躍進は、
東洋的能率の一大示現である。

日本の発展は同時に東洋諸国の工業発展を
刺激するもので、現に支那工業は此刺激を
受くること甚だ大なるものがある。

何時かは大人口を有する東洋が、
大工業的発展を来たし、
世界市場を席巻する日が来るに相違ない。

斯る時に於ける日本は、
世界産業の主役として、
國際市場に臨み得るであろう。
——————————–
(以上、引用です)

もっと言えば、
ギュンター・スタインの分析は、
ペリーによってなされています。

ペリーは日本の将来について、
以下のとおり予測しています。

横浜開港資料館の展示から引用します。

(以下、引用です)
——————————–
実際的および機械的な技術に於いて、
日本人は非常に器用であることが分かる。

道具が粗末で、
機械の知識も不完全であることを考えれば、
彼らの完璧な手工技術は驚くべきものである。

日本の職人の熟達の技は世界のどこの職人にも劣らず、
人々の発明能力をのばせば、
最も成功している工業国民に
いつまでも遅れをとることはないだろう。

人々を他国民との交流から孤立させている
政府の排外政策が緩和すれば、

他の国民の物質的進歩の成果を学ぼうとする好奇心、
それを自らの用途に適用する心構えによって、
日本人はまもなく最も恵まれた国々の水準に達するだろう。

ひとたび文明世界の過去および現代の知識を習得したならば、
日本人は将来の機械技術上の成功をめざす競争において、
強力な相手になるだろう。
——————————–
(以上、引用です)

以上、経済的な側面だけで歴史を見れば、
どこに「日本再興」の基準を持ってきても、
再び英米と戦わざるを得ないシナリオだけが
浮かび上がってきます。

もちろん、
「時と場」は常に変化しているため、
同じ轍を踏むとは限りません。

大日本帝国陸海軍と自衛隊の違いひとつとっても、
戦前と戦後で環境条件は異なります。

一方、歴史に学ぶということは、
同じ轍を踏まないように備えることでもあります。

日本が世界産業の主役として、
國際市場に臨み得ることになったから、
英米の徹底的な排日政策によって、
返り討ちに合ってきたのです。

日本の帝国主義と侵略方策を捏造誇張することで、
日満支経済ブロックと円の経済圏構築を妨害し、
二次大戦の結果が日本を侵略者として貶めました。

したがって、「日本再興」のためには、
仮想敵国を上回る謀略を実行する覚悟が必要であり、

そうでなければ、
経済的再興は二の次にして文化的再興を目指すことが
肝要となるであろうと、

前職当時の私は考えていました。

それにしても、
幕末以降の日本に再興の基準を見い出せないからといって、
江戸時代以前を基準にして再興といえるのかどうか、、、。

大きな課題に直面していました。

「日本再興」という言葉だけが一人歩きして、
なんの解決策も見出すことができないことに、
忸怩たる思いがありました。

そんな時、
現存する世界最古の国が日本であることに
着目するようになりました。

日本が世界最古の国たる所以、
即ち「天皇の歴史」です。

「天皇の歴史」を知らずして、
何が「日本再興」なのか。

そう思い立ったのです。

しかしながら、当時、
「天皇の歴史」を語ることができる識者は、
皆無に等しかったのです。

時代を切り取っての天皇研究はよく目にする一方、
万世一系たる所以を述べる識者は見つからない。

天皇万世一系を研究しなければ、
日本が世界最古の国たる所以なぞ
分かりようもないからです。

そんな時、落合先生の著書に出会い、
パッと視界が開けました。

ここに「天皇の歴史」がある。

晴れ渡ったと思ったら、青天の霹靂。
落合先生の初の講演会を主催する側に
私が立っていたのです。

今から10年前、2015年8月。
文京シビックホールに沸き起こった
感動と衝撃は、今でも覚えています。

ご縁を繋いで頂いた某先生には、
感謝の念が絶えません。

国際政治学者として大活躍されている先生なので、
敢えて名前は伏せさせて頂きます。

私の話はここまでにして、
あなたはいかがでしょうか?

「時と場」は違えど、
同じくらいの感動と衝撃を覚えたからこそ、
落合史観を学んでいることと思います。

私は落合先生に出会ってからというもの、
落合莞爾塾、インペリアル・アイズ、中伝、
洞察帝王学講座・改2681といった事業
を通し、落合史観普及に従事してきました。

そして、今月末をもって、
普及事業に区切りをつけることになります。

落合先生ご自身は自らの情報発信に精力的であり、
健康に何かしら重大な所見があるということでも
ないのですが、ご高齢であることは変わりません。

私なりに落合先生の健康状態を鑑み、
10年間でひと区切りとすることが、
適切な間合いであると判断しました。

だからといって、
落合史観に出会った感動と衝撃、
落合先生から直接学んだ日々を
忘れることは決してありません。

私にとって落合先生は、
「天皇の歴史」を語ることのできる
唯一の歴史家です。

思い出話が長くなってしまい、
大事なことを忘れそうでした。

[第三期]國體伝授開示総集編【PDF配信】
入手方法の件です。

言葉のとおり、
落合史観の根拠をなす最大のもの【第二弾】
になります。

落合史観が巻き起こした感動と衝撃の根拠が、
ここにあります。

ぜひ【今月末まで】に手に入れてください。

[第三期]國體伝授開示総集編【PDF配信】の入手はこちら。
https://www.st-inst.co.jp/dousatsuteiou/2681/kokutaidenju_3rd.html

洞察帝王学講座・改2681【第三期】参加者には、
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[第四期]國體伝授開示総集編【PDF配信】
につきましても、準備でき次第ご提供します。

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それでは、また。

戦略思想研究所 中森護

P.S.

1941年5月発行、仲小路彰著
『東洋戦史 第二十二巻 南洋民族侵略戦』から
落合史観に符号する内容を紹介します。

「バンダ島のオランエ・ナッソウ城は、
一六一七年、日本人の手により築造せられた。」

とりいそぎ、共有まで。

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