こんにちは。
戦略思想研究所 中森です。
今週末、1月25日、
風猷縄学稽古編【第四期】
第一回勉強会が開催されます。
主題は、
「あるがまま なるがまま
風猷縄学外交の視座」
副題は、
「北朝鮮問題からの検討」
としています。
風猷縄学の稽古では、
参加者有志が勉強会講師を担当します。
第一回勉強会の参加申込は、
すでに満席締切となっておりますが、
勉強会の内容は、
後日メンバーサイトでも配信いたします。
ただし、
勉強会担当講師が不利益をこうむることのないよう、
一部配信内容を編集する場合がございますことだけ、
ご了承お願いいたします。
例えば、第一回勉強会では、
「北朝鮮元○○から日本政府へのアドバイス」
を知ることになります。
北朝鮮問題に対する認識が、
間違いなく180度ひっくり返る内容です。
その中では、
北朝鮮の対日歴史観で最も重要なものが
3つあるとされており、
「白村江、元寇、豊臣秀吉」がそれです。
勉強会参加者は、
北朝鮮の対日歴史観、北朝鮮史学の見方の実態に、
驚愕することになるでしょう。
その衝撃は、
後日配信する映像でも十分にお伝えできると思います。
編集対象となる内容は、
情報源を特定できる個人情報や、
現存する特定組織が不利益を被る情報等です。
そういった具体的な情報は、
「わかりやすさ」や「実在性」を示すために、
同じ空間に居合わせる者同士の「間」を認識しつつ、
柔軟に利用されるものではありますが、
その一方、
情報発信者や受信者が危機にさらされる可能性もあり、
取り扱いには十分な注意と備えが必要です。
ご存知のとおり、マスコミやSNS界隈では、
野次馬を集めることが最重要目的ですから、
「わかりやすさ」や「実在性」を重視し、
その結果、人を死に追いやることもあります。
「間」を認識しえない空間で飛び交う情報は、
往々にして「狂気の場」を生み出すものです。
何はともあれ、編集対象となる内容は、
決して勉強会の筋を損なうものではないことだけ、
ご理解お願い申し上げます。
また、
第一回勉強会に臨むかそうでないかに限らず、
ウクライナや中東情勢、
朝鮮半島問題、
トランプ大統領就任、、、といった、
国際政治のダイナミズムを感じる直中であるからこそ、
改めて読み直して頂きたい文章があるので共有します。
弊社公式ブログ
【文明地政學叢書第一輯】第一四章 毛沢東と金日成
からの引用となります。
(以下、引用)
——————————–
毛沢東および金日成に関する通説的個人情報は
およそ以上である。
だが、
政治史に限らず歴史に独裁が成立する要素は
爪の垢ほども存在しない。
集団が熱狂して幻想の英雄(個人)を生み出す
行為を続けていく限り
御破算で願いまする行為は決してなくならない。
誰が何して何とやらを騙り生計の糧を得ようとする
本能的属性を恥じない限り卑しさ極まるマスコミと
同じ身分一代の徒花(危険)しか生まれない。
百花繚乱の風景を愛でるには、
相応の生命図を認識する必要があり、
すべてのリサイクル・システムを認識しなければ
平和は訪れない。
(中略)
立法・行政・司法に跳梁してきた法学が
詐欺社会の温床という根拠は実に単純で、
禊祓は元より公序良俗さえ弁えないため、
法治に素人の民を引き込み自らの延命を
謀ろうとするサバイバルでしかないことは
歴然である。
然して法理(常識)が生み出す史観は
およそ作り話の域を出ず
ペーパー・ヒストリーに潜むのは危険だけとなる。
つまり東京裁判史観を愚痴ても詮なく、
北方領土奪還を目指しても官が税を無駄遣いするだけだ。
日朝問題の本義を禊祓すれば、
すべて片づく話なのである。
通称九・一一事件の発生を機に悪の枢軸三ヶ国と指弾され、
最も小規模で最も極悪とも指名される北朝鮮および金正日が
何ゆえ世界の列強を振り回すことができるのか。
この答こそ御破算で願いまする歴史構造の位相であり、
片や文明の衝突なら片や文化の衝突という決定的に違う
根本的問題が潜み、
振り回すとか振り回されるとかの次元ではない。
もとより信じ合えない族種混交の構造を宗教という
契約手段により住み分けてきた古代文明の残滓は、
契約市場を競い争う歴史的な場の空間にも生かされている。
これに比して、
狭小なる半島は時空を同じくする文化を土台に
無理難題あろうとも信じ合い住み分けるほかない
社会である。
常に似て非なる文明の余波に晒され
御破算で願いまする犠牲に晒されてきた文化を
力づくで抑え込もうとしても、
逃場のない半島はイラン・イラクとは位相が異なる。
金王朝の首級がインチキ極まる作り話であっても、
例えばベルリンの壁と同じ設計思想で捉えるのは
当たらないのだ。
場の統一理論さえ知らない似非文明が
如何なる人権理論を振りかざそうと、
逃場を持たない文化の扉を開くには、
天の岩戸と同じ意味を持つ本義の禊祓を
要するのである。
フセインさえ殺せば用が足りると考えた
浅智慧が招く現実や、
あるいは拉致犯罪さえ放置して恥じない
日本政府と社会の何処に人権が存在するのか。
——————————–
(以上、引用)
第一回勉強会の発表資料第一稿に目を通した時、
私は上記引用文を思い出しました。
そして、
「日朝問題の本義とはそういうことだったのか」
と膝を打ちました。
早合点は禁物ではありますが、
■政治史に限らず歴史に独裁が成立する要素は
爪の垢ほども存在しないこと
■すべてのリサイクル・システムを認識しなければ
平和は訪れないこと
■ペーパー・ヒストリーに潜むのは危険だけであること
■北朝鮮が何ゆえ世界の列強を振り回すことができるのか
ということ
■逃場のない半島はイラン・イラクとは位相が異なること
■逃場を持たない文化の扉を開くには、
天の岩戸と同じ意味を持つ本義の禊祓を要すること
■フセインさえ殺せば用が足りると考えた浅智慧が招く現実
などなど、
上記引用著者である修験子栗原茂の真意が見えてきたのです。
修験子栗原茂の伝授音声も同様ですが、
稽古の積み重ねでしか真意を透かすことができません。
しかし、その真意を透かすことができたその瞬間、
「公」と「私」を接合する「間」を垣間見ることが
できるのです。
ウクライナ戦争然り、
イスラエル・ガザ戦争然り、
休戦中の朝鮮戦争然り、
国際政治の在るがままが、
すべてのリサイクル・システムを認識しなければ、
恒久的平和など成ることはあり得ないこともまた、
透かすことができます。
その積み重ねこそが、
「公の中の私」を世に鮮明に知らしめることに
繋がると確信しています。
また、第一回勉強会では、
現代日朝史として小泉訪朝の国際政治的背景を
眺めることになりますが、
その密約の内容と文禄・慶長の役との関係は、
あなたが知る日朝関係を見事にひっくり返します。
最後に、繰り返しになりますが、
勉強会参加者は、
北朝鮮の対日歴史観、北朝鮮史学の見方の実態に、
驚愕することになるでしょう。
その衝撃は、
後日配信する映像でも十分にお伝えできると思います。
さて、
風猷縄学稽古編【第四期】への参加申込締切まで
【あと3日】となりました。
後回しにして申込忘れのないようお願いいたします。
https://st-inst.co.jp/blog/custom/fuuyuujougakukeiko4th/
それでは、また。
戦略思想研究所 中森護